2009年5月11日月曜日

薄毛の原因である男性ホルモン

男性の悩みである「薄毛」。

この薄毛は、男性ホルモンの増加により引き起こされます。
この男性ホルモンですが、副腎や睾丸で作られる分泌物で、主にテストステロンという成分などからから構成されています。この物質は、男性らしい肉体を形成する作用、たんぱく質を筋肉などに変換する作用、頭髪以外の体毛を濃くする作用、性欲を高める作用などを及ぼします。また、男性ホルモンには男らしい論理的な思考や男性的な攻撃性など、精神の発達を促す働きもしているようです。

ただ、男性の身体形成を促進させる働きを持つ男性ホルモンですが、実際には弊害も発生します。多くの場合で弊害として知られているのが、脱毛・薄げを促すという性質です。ですがこれは正確な表現ではありません。男性ホルモンの「テストステロン」自体は抜け毛や薄毛を促すものではないのです。

その証拠に、多くの男性では禿げの見られない人もいます。薄毛になったり禿げになったりするのは、個人差が大きい部分であり、禿げない人は禿げない、薄毛になる人は薄毛になる、といった極端な現象が起こるものです。

では、どういうメカニズムで抜け毛・薄毛は起こるのでしょうか。このことに男性ホルモンが関わっているのは間違いないのです。実は男性ホルモンにも悪玉のものがあり、テストステロンがこの悪玉物質に変化することで脱毛症が起こったりするわけです。

ただ、男性ホルモンが及ぼす影響の中には、頭髪以外の体毛(ひげや胸毛、すね毛など)は、分泌量が増えると濃くなってしまいます。不思議なものですね。他にも男性ホルモンの分泌量が増えることで、ニキビが増えたりするという事例も挙げることが出来ます。

それでは次回は、男性ホルモンの悪玉について紹介していきます。でわ

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